「の」が多い文章を校正する

弊社SSCのコンテンツディレクターが携わった記事の中から、実際に校正・校閲をした文章を例にとり、どのような考察を経て文章が修正されたかを詳しくご紹介します。
今回修正したのは下記の一文です。

「スタッドレスタイヤには、雪道や凍結した冬の路面でのスリップの原因である水の膜を取り除くための工夫がされていますよね。」

この一文から問題点を見つけ、意味が通るように直していきます(※コンテンツホルダー企業との守秘義務契約に基づき、文言の一部を変更しています)。

問題点1「の」の多用・乱用

異常なほどの「の」の多さを改善します。

問題点2「唐突な語りかけ調」

前後の文章と連続して同じ文末にする(例:「〜です。そして〜です。また、〜です。」)と、文章のテンポが悪くなるため、無理やり最後に語りかけ口調の「よね」を足してしまった悪例です。

唐突さを感じるのも難ですが、この文章にはもう一つ問題があります。

タイヤの機能をよく知らない読者に対し、その内容をわかりやすく解説しなければいけないのに、最後に「ですよね」などとつけてしまうと、「スタッドレスタイヤが滑らないカラクリは皆さんもちろん熟知していますよね?」というふうな誤解を与えてしまいます。

上記二点の問題を解消した文章がこちらです。

スタッドレスタイヤには、雪道や凍結した冬の路面でのスリップの原因である水の膜を取り除くための工夫がされていますよね。

スタッドレスタイヤには、雪道や凍結した冬の路面でスリップする原因となる「水の膜」を取り除く工夫が施されています。

しかし、問題はまだ存在します。

問題点3「主語と述語の距離が長い」

「スタッドレスタイヤ(主語)には〜〜といった工夫が施されています(述語)」という文章なのですが、「〜〜」の修飾する部分が若干長いので、短くしてみます。

×スタッドレスタイヤには、雪道や凍結した冬の路面でのスリップの原因である水の膜を取り除くための工夫がされていますよね。

△スタッドレスタイヤには、雪道や凍結した冬の路面でスリップする原因となる「水の膜」を取り除く工夫が施されています。

○凍結した冬の路面でスリップしやすいのは、タイヤと道路の間にできる「水の膜」が主な原因です。冬用のスタッドレスタイヤには、その膜を取り除く工夫が施されています。

一文を二文に分けてみましたが、いかがでしょうか?

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立見

Webコンサルタント/Webマーケティング/広報/新規サービス企画/一部制作物の執筆・校閲・校正
中小の広告代理店勤務やフリーランス時代に編集・ライターとして、ナショナルクライアントのWeb広告・メディア制作に携わる(国内最大手のキャラクタービジネス企業、航空会社、老舗化粧品メーカー、外資系保険会社、電気通信事業者など)。Googleアナリティクスが世に出た2005年ごろ、SEOの基礎知識を体系的に学ぶ。以降も日々進化するアルゴリズムの最新傾向に乗り遅れないよう知識更新を続け、提供サービスの品質向上に努めている。SSC入社後は、幅広い業界・業態のコンテンツ制作に携わる(不動産業界団体、SaaSベンダー、BPO企業、旅行業者、Eコマース、医院、結婚式場等)。認知度の強化、問い合わせ数増加など、それぞれの課題解決やリードジェネレーションに貢献してきた。「Webサイトとコンテンツはユーザー本位であるべし」がモットー。