【メルマガ】動画マーケの重要ポイント「4分未満・エンゲージメント・サムネイル画像」を解説!
2020.10.07
(この記事は2020年10月7日に配信されたメールマガジンを再掲載したものです)
SSC代表の佐藤です。動画マーケティングの重要ポイント「動画SEO」について引き続きお話ししていきます。
Google検索とYahoo検索のアルゴリズムは基本的に同一ですが、検索結果画面(SERPs・サープス)の構成が大幅に異なるということについては過去のブログで展開しました。
動画検索でも、GoogleとYahooでは「表示順位」こそほとんど同じですが、ちょっとした違いがあります。
Yahoo検索の動画検索画面では、対象動画を以下のように絞れます。
- 再生時間(すべて、4分未満、20分未満、20分以上)
- 投稿日(1時間以内、24時間以内、1週間以内、1ヶ月以内、1年以内)
- 動画サイト(すべて、YouTube、GyaO、Dailymotion、ニコニコ動画、Yahooに18歳以上のユーザーとしてログインしているときのみ「FANZA」)
- 画質(すべて、高画質)
投稿動画の再生時間は「4分未満」がベスト?
Yahoo動画検索の絞り込み候補を見ると、一般的に4分未満の動画がもっとも人気(動画視聴率が高い)ではないかということが推測できます。
では動画の時間は短ければ短いほどいいかというと、決してそうとは言い切れません。
再生時間に囚われて短時間に情報を詰め込みすぎると、ナレーションや場面転換のスピードが早くなりすぎて視聴者の頭に内容が残らず、視聴者のエンゲージメント率(後述します)が低下してしまうからです。
まずは、「1.タイトルに沿った内容」で、「2.視聴者が理解しやすい適切なスピードで展開」していき、なおかつ「3.コンパクトに“4分未満”にまとまっている」状態がベストです。
最新の動画だけ見たい時に便利な「投稿日」
Yahoo動画検索の絞り込み項目の話に戻りますが、「投稿日」の選択肢(1時間以内〜1年以内)は、最新情報だけ知りたいときや、すでに見たことがある動画を省きたいときにも役立ちます。
「動画サイト」でYouTubeだけ、GyaOだけ、に絞れる
「動画サイト」の候補表示順にもYahoo検索ならではの特徴があります。
「YouTube」の次にYahoo関連の動画サービス「GyaO(ギャオ)」が来ているのは、いかにもYahoo検索という感じです。
その他の動画サイト候補について、これはあくまで私個人の推測ですが、動画配信サービスの有名どころ(Netflix、Hulu、U-NEXT等)はGyaOの競合なので除かれ、投稿動画サイトのうち国内のトラフィック量(アクセス数など)が多い「ニコニコ動画」と「Dailymotion」が選択され、トラフィック量や需要という観点からR18サイトの「FANZA」を無視できなかったがゆえにこの並びになったのではないかと思われます。
なお、Yahooブラウザに18歳未満のユーザーとしてログインしていたり、ブラウザをシークレットモードにしていたりすると、動画サイトの候補に「FANZA」は出てきません。
「動画サイト」の選択肢内容は今後変わってくる可能性が高いので、注視が必要です。
YouTube独自の動画評価基準「エンゲージメント」に注目!
Google・Yahoo、そしてYouTubeも、ページや動画を評価してランク付けをするのに、「関連性」や「品質」といった基準を採用しています。
さらに動画評価のアルゴリズムには、テキスト中心のWebサイトとは異なる独自の基準が存在します。
それは先ほども少し触れた「エンゲージメント」と呼ばれるものです。
「YouTubeのエンゲージメント」と言った場合、視聴回数、高評価数、コメントなどの「視聴者からのリアクション」を指します。
動画再生数と高評価数、コメント数から算出した「エンゲージメント率の高い動画」を、YouTubeのアルゴリズムでは高く評価し、その結果を検索順位にも反映します。
クリック率が上がる「サムネイル画像」とは?
検索結果に表示される動画のクリック率を高める方法として、タイトルやディスクリプション(説明文)の最適化のほかに、「サムネイル」の最適化が考えられます。
サムネイル画像は、動画内容を端的に表すものでないといけません。さらに人気ユーチューバーのチャンネルなどを見ると、大きなサイズのフォントを使用して、視聴者の興味をそそるキャッチーなテキストを画像の上に踊らせる手法を取っているのがほとんどです。
詳しい手法については、下記記事でご紹介していますので、興味を持った方はぜひご覧ください。
やってみてわかった動画SEO・VSEO|YouTube検索順位上昇のポイント
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