自前の画像が無い!でもブログに画像を載せたい!そんなときの解決法
文字がたくさん並んだだけのブログでは、直感的に画面を見る読者に敬遠されがちです。
でも画像をそえて投稿すれば、より読者に臨場感が伝わりますし、画面の見ばえも格段にアップします。
しかし、「このサイトにのってる画像、きれいだから無断で自分のブログにのせちゃおう!」はダメ、絶対。
画像や文章のコピペは、肖像権や著作権を侵害する恐れがあります。
ちなみに、コピペや画像盗用にかんしてはこんな過去記事も。
そんなわけで今回は、「ブログでの画像使用の解決法」を弊社運営サイトの実例を用いてご説明していきます。
1.ブログ著者が撮影した写真(提供を受けた写真)
ブログの著者が撮影した写真や、掲載許可をされた提供写真などがあれば、ブログの独自性が出て最高です。
弊社運営サイトフェスティバリーではフェスレポートというカテゴリがあるのですが、その中でも「“プリフェス”こと「東京拘置所矯正展」へ行ってきた」という記事は一年前の投稿にも関わらず、未知なる領域である東京拘置所が年一回だけ一部開放されるフェスということで、閲覧数もコンスタントに多く、今も人気コラムの筆頭にあります。
やはり生のレポート写真はリアルさと臨場感がありますよね。
また、著作権はブログ著作者にあるのでクリアですが、肖像権にも注意しなければいけません。
たとえば偶然そこにいた他人の顔が本人の許可なくバッチリ写っているものは、許可をその場で取るか、取れなかった場合はトリミングしたり、ぼかしたり、特定できない状態にすると良いでしょう。
続いては、「撮影した写真が無い場合、それでも画像を使いたい場合はどうしたらいいの?」。
そんなときの解決法です。
2.無料画像サイト・ぱくたそ、pixabay
撮影写真が無い場合、次に弊社が利用するのはぱくたそやpixabayなどの無料のフリー画像サイト。
上の画像はpixabayにて「ブログ」と検索した際に出てきた画像の中の1枚です。
豊富な所蔵量で、イメージに近い画像が見つかります。
しかし、商用利用禁止やモデルの画像などは、使用用途によっては掲載が禁止されているものもあります。
それぞれのご利用規約を必ずお読みください。
3.有料画像サイト・payless images
無料画像サイトで適切な画像が見つからなかった場合は、有料画像サイトを利用します。
弊社では「payless images」(ペイレスイメージズ)というサイトを利用しています。
4,800円~30,000円の価格で月に10点~250点までダウンロードできるサービスです。
もちろん単品購入もできます。
4.公式Twitterや公式Instagramの貼り付け
最後は公式Twitterや公式Instagram画像の貼り付け(埋め込み)です。
TwitterやInstagramには「埋め込みコード」というものが存在するのをご存知でしたか?
Twitterなら埋め込みたい投稿の右上の「▽」をクリックすると出てきます(赤枠の中)
Instagramなら埋め込みたい投稿の「コメントを追加」の横「…」をクリックすると出てきます(赤枠の中)
「他者が投稿したコンテンツを貼り付けていいの?」という疑問があるかもしれませんが、大丈夫なのです。
TwitterやInstagramの利用規約には「引用」を認める記載があるからです。
以下、長文ですがTwitterの利用規約の該当部分を引用します。
ユーザーは、このライセンスには、Twitterが、コンテンツ利用に関する当社の条件に従うことを前提に、本サービスを提供、宣伝および向上させるための権利ならびに本サービスに対しまたは本サービスを介して送信されたコンテンツを他の媒体やサービスで配給、放送、配信、プロモーションまたは公表することを目的として、その他の企業、組織または個人に提供する権利が含まれていることに同意するものとします。ユーザーが本サービスを介して送信、投稿、送信またはそれ以外で閲覧可能としたコンテンツに関して、Twitter、またはその他の企業、組織もしくは個人は、ユーザーに報酬を支払うことなく、当該コンテンツを上記のように追加的に使用できます。
Instagramにも同様の規約がのっていますが割愛します。
この埋め込みコードの機能をいかし、弊社運営サイトフェスティバリーでも人気コラムのカテゴリであるフェスハックには、おすすめフェスアイテムを多数紹介しています。
このページではアウトドアメーカー「Kiu」が運営している公式インスタに投稿された画像を埋め込んで載せています。
TwitterもInstagramも個人アカウントの場合は、掲載の許可を得てから載せなくてはなりませんが、公式アカウントの場合は基本的に宣伝目的の利用はウェルカムであろう、という判断のもと弊社フェスティバリーでは引用させてもらっています。
もちろん公式サイトの引用なら何でもありではありません。
「引用している記事に掲載することによってイメージを損なう」などの理由で削除依頼が来る可能性もゼロではないのです。
そのような依頼があった場合は、速やかに対応しましょう。
おわりに…
画像には肖像権や著作権など、デリケートな問題が多くあります。
一歩間違うと炎上案件、訴訟問題にもなってしまいますので、正しい理解が必要です。
なお、著作権の詳細に関しては文化庁なるほど質問箱をごらんください。
関 悠美
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