新人ライターが初任給で親にプレゼントをしてみた話

両親と日本酒「豊盃」

8月に入社した新人ライターの小川です。先日、初任給が振り込まれました。学生時代にも、接客業のアルバイトはしていましたが、その時とはまた違った達成感に満ちあふれています。

思い返せば、こうしてライターとして働くまでにはいろいろなことがありました。そして、その影には、それなりに厳しいながらも、僕のことを真剣に考えてくれている両親がいました。

幼少期には、やりたいことだけでなく、やりたくはなかったこと(笑)も含めてさまざまな習い事を経験させてくれました。対人関係や受験といった学校での悩みにも、相談に乗ってくれました。しかし、大人になった今だからこそ分かる(分かったつもりでいる)親の気持ちにまだ恩は返せていないと思っています。

今回は、そんな僕が両親に初任給でプレゼントをした話をつづっていきます。

父の願いと秘密の計画

まず、プレゼントは何がいいか考えていると、学生時代の記憶がよみがえりました。幼いころから、たびたび父に「将来は一緒にお酒を飲みたい」という話を聞かされていたような記憶があります。特に、成人間近の18~19歳ごろはその傾向が顕著でした。

成人してから、一緒にお酒を飲む機会はいくらかありましたが、じっくりと腰を据えて会話をしながら酌み交わしたことはなかったかもしれません。それこそ、母も交えて3人となると、飲む機会すらかなり少なかったような気がします。そういった経緯もあり、父の願いをかなえるべく、両親へお酒を贈ることにしました。

とはいえ、僕はお酒に詳しいわけではありません。そこで、喜ばれるプレゼントを贈るためにも、お酒に詳しい友人を頼ることに。普段は、真面目な話をめったにしない友人ですが、プレゼントの計画を話すと親身になって聞いてくれました。我ながら、良い友人をもったと思います。

いろいろな案が出たなかで、プレゼントは「豊盃(ほうはい)」という日本酒に決まりました。友人の住んでいる青森の地酒で、飲みやすい口当たりが特徴だとか。

「お酒に詳しい友人のおすすめなら信用できる…!」

贅沢をして、純米大吟醸の一升(1800ml)を注文。数日で自宅に届きました。計画は順調です…!

父を笑顔に秘密の計画

後日、出張に行っていた父が帰ってきて、鹿児島のお土産を渡されました。プレゼントを渡すタイミングは今しかない!

「こっちも渡したいものがあるんだけれど…。」

そういって、冷蔵庫から「豊盃」の入った箱を取り出します。困惑する父。ニヤつきが抑えられない僕。親に個人的なプレゼントをしたのは初めてだったので、緊張はしましたが、箱を開けて喜んでもらえたので、ひとまずは成功したと思います。

おつまみ

夕食後、日本酒を飲むならおつまみが欲しいという父の要望で、スーパーへ行くことになりました。父と二人で外食や犬の散歩をすることはあっても、スーパーで買い物、それもおつまみを買うなんて体験はしたことがなかったので少し新鮮な気持ちに。これから初任給で買ったお酒を両親と飲むと思うと、緊張と喜びで胸が高鳴ります。

両親と日本酒「豊盃」

帰宅後、すぐにお酒を酌み交わすことになりました。両親とテーブルを囲んで、まずは一口…。

「うーん、うまい!飲みやすいしスッキリしている!」

父の第一声は大喜び。母もおいしいと満足げです。口当たりが柔らかく、フルーティな味わい。お酒に詳しくない僕でも、良いお酒というのが分かります。

いつまでも「いいなあこれ…。」と感嘆している父と、いつの間にか席についていた妹にくわえて、おつまみの匂いにつられてやってきたトイプードルが1匹。僕が幼少期~学生時代の親の考え方や苦労を聞いて、その時の感謝などを腹を割って話すつもりでしたが、とてもそんな雰囲気ではありません。タイミングをうかがっているうちに、いつの間にか話題はもうすぐ成人を迎える妹の成人式についての話になってしまいました。

当初の予定とは少しばかり変わってしまいましたが、家族で談笑する機会もあまりなかったので、これはこれで良い想い出になったと思います。家族全員で楽しい時間を過ごせました。

ただ1匹、おつまみをもらえず、どこか不満げなトイプードルを除いて…。

父に届いた秘密の計画

計画はおおむね成功しました。感謝の気持ちもきっと届いたはずです。

とはいえ、これまで迷惑をかけただけの恩は、まだまだ返し切れていないと思います。両親が若いころは海外含め、さまざまな場所に旅行に行っていたらしいので、いつかは家族旅行も誘ってみたいと考えています。僕自身あんまり旅行は好きではありませんが、できれば両親が元気なうちに重い腰をあげる予定です(笑)

最後に、今回の企画を成功させるにあたって、相談に乗ってくれた友人やSSCの先輩方、本当にありがとうございました!

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小川哲平

小川哲平

2019年入社。コンテンツチームでライターを担当。趣味はビデオゲーム(主に格闘ゲーム)、野球観戦です。愛知出身の埼玉育ち。