ウェブサイトと論文の関係性について、最後にもう一度考えてみた。|論文の見方・探し方(その9)

論文の見方・探し方

論文の見方・探し方

こんにちは、SSCのぐちこです。今回は、論文シリーズ最終回ということで、これまで8回にわたって書いてきた内容を振り返ってみたいと思います。

ウェブサイトと論文は、似ている?

個人的なバックグラウンドとして知識があるため、論文にフォーカスしたブログを書いてきましたが、改めてウェブサイトと論文は似ているな、と感じました。
情報源として重要な役割があることはいうまでもなく、ウェブサイト(全般)論文やジャーナル(学術雑誌)の間には、以下のように似た点が数多くあります。

  • リンク vs. 引用
    ウェブサイトで情報を収集するとき、リンクによってサイトの間を移動します。
    論文でも同様に引用している論文をたどって、過去の議論をさかのぼることができます。
    多くリンクが張られているサイトは重要な情報源であると判断するのと同じく、引用されている数が多い論文は価値があるとみなされます。

  • 参考
    その2|論文の特徴

  • タグ vs. 書式・様式
    ウェブサイトではHTMLやCSS、PHPやJavascriptといった言語・ルールを用い、それぞれに特有のタグでデザインが表示されます。
    根本となるHTMLをあげると、ヘッダーがあり、コンテンツがあり、フッターがあるといったぐあいです。
    さらに閲覧者からは見えることのないhead領域内ではHTMLのバージョン、読み込むCSSやJavascriptファイルが定義されます。

    一方、論文でいえばジャーナル(学術雑誌)ごとに分野、体裁(Abstract、Introduction、Materials and Methods、Results、Discussion、Conclusion、Acknowledgementsといった大まかな流れ)や言語(英語・日本語など)が決められているのは共通です。

  • まとめサイト・メディアサイト vs. 総合ジャーナル
    インターネットを利用していると、ここ数年サービスとして爆発的に普及したまとめサイトやメディアサイトにたどり着くことが多くなってきました。
    論文を読むにあたっても、総説や総合科学ジャーナルのニュース記事は、最新トレンドを知るうえで欠かせません。

  • 参考
    その1|論文とは?
    その3|有名な学術雑誌から学ぶ論文雑誌の種類
    その5|WEBに広がる論文:フリージャーナルのトレンド

それぞれの強み

似た点が多くある一方で、ウェブサイト(全般)論文やジャーナル(学術雑誌)をあえて対比させると、どのようなことに気づくでしょうか。