有名な学術雑誌から学ぶ論文雑誌の種類|論文の見方・探し方(その3)

論文の見方・探し方

論文の見方・探し方

こんにちは。ぐちこです。

今回も前回の記事[論文の特徴|論文の見方・探し方(その2)]に引き続き、今回は有名な学術雑誌を例に、どういう雑誌があるのか紹介していきます。

10年ほど前までは、論文が載る雑誌は紙媒体で出版されていました。しかし最近のパソコンやネットの普及によって、pdfやhtml形式で読めるようなスタイルにシフトしています。

いわゆる「オンラインジャーナル」というものです。

学術雑誌はお金を払って購読するのが一般的ですが、オンラインジャーナルの中には論文ファイルのダウンロードが無料だったり、載っている論文がすべて無料の雑誌もあり、利用者が増えています。

NatureとScience

このふたつの雑誌については、ほとんどの人が名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。どちらも週に1回発行されていて、日本語サイトも整備されているので、簡単に情報が手に入ります。

Nature(ネイチャー)はイギリス、Science(サイエンス)はアメリカの団体が運営しています。

両方とも言うまでもなくトップジャーナルですが、Natureのほうが面白い論文が多い印象で、Natureグループとして多くのトップジャーナルを運営しているので、Scienceより元気がいいイメージです。

http://www.natureasia.com/ja-jp/info/journals/impact-factorsを参考)

PNAS

正式名称は「Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America」という、アメリカの雑誌で、こちらも週1回発行されています。

NatureScienceが商業的要素があると言われるのに対し、インパクトファクターでは劣るPNASは、学術的要素が強いです。

また、公開から半年で無料で読めたり(中には公開時点で無料で読める論文もある)、サイトのデザインも個人的に好きだったり、あのふたつの雑誌のようにミーハーな感じがなく、「なんかいいなー」と思えるジャーナルです。

個人的にオンライン版しか利用したことがなく、紙媒体があるのか不明です。

Philosophical Transactions

最古の英語雑誌として、歴史的な発見の論文が多く載っていますが、現在ではあまり見かけない印象です。実際には物理や化学を扱うPhilosophical Transactions Aと生物を扱うPhilosophical Transactions Bに分かれています。

運営しているイギリスの王立協会は、他にもProceedings of the Royal Societyなど、重厚感のある雑誌を出していて、地味な存在感があるなーという印象です。

http://royalsocietypublishing.org/journalsを参考)

ということで、有名な学術雑誌をいくつか紹介してみました。英語の勉強にもなるし、自分の興味がある分野を探してみるのもオススメです。